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| 2022.05.03

本当の台湾屋台料理「驛の屋」(中村区岩塚)

もともとは団体客専用のお店だったのですが、コロナで団体客がなくなったので、個人客向けの料理を出すようになったそうです。

場所は県道津島七宝名古屋線沿い、松蔭高校や城西病院のすぐ近くです。電車の場合は地下鉄岩塚駅と近鉄烏森駅・黄金駅からそれぞれ歩いて10分ちょっとというところでしょうか。松蔭高校前のバス停のところにお店があります。すぐ東側に駐車場が4台分ほど用意されています。

入口です。右に大腸麺線の文字が見えます。

執筆時(2022年5月3日)では午後9時まで営業しています。

台湾鉄道弁当と屋台飯ということで、台湾の夜市と駅弁が好きな私にとっては、ありがたいお店です。この日は持ち帰りで弁当を買いました。台湾というと滷肉飯(ルーローハン、魯肉飯)が思い浮かびますけど、最近は食べられるお店が増えましたし、何より自分でも作りますので、せっかくなので自分で作れないものということで、排骨飯弁当と熿肉飯(コンローハン)弁当を買いました。

奥が排骨飯弁当、手前が爌肉飯弁当。パッケージは完全に台湾の駅弁のものです。

排骨とは、骨つき豚肉の甘唐揚げでスペアリブを唐揚げにしたものと言えばイメージがわかるでしょうか。爌肉とは台湾の角煮(弁当の奥にあるもの)です。コン肉の手前にあるのは、台湾のソーセージ(香腸)です。右側の惣菜はどちらの弁当も共通、右奥は台湾の煮卵です。漬物類も完全に台湾の味で、台湾に行きたくなりました。持ち帰りの弁当は1,000円、店内飲食の場合はドリンクバー(もともとが団体客向けの店なので)がついて1,100円です。店内飲食の場合はステンレスの弁当箱に出してくれるようなので、そっちも魅惑的。

さて、お店のメニューを見ると、現地でしか食べられないのでは?と思うようなメニューが並んでいます。

屋台飯メニュー(の一部)、昼でも食べられます。

これはぜひ食べたいということで、改めて夜に訪問しました。

夜の外観

蛋餅(タンピン)。メニューの漢字は葱油餅となっているけれど、これは間違いだとのこと。

肉圓(バーワン)肉団子をぷりぷりの生地でくるんだ饅頭

下水湯(シャースウェイタン)。豚レバーと生姜のスープ

芹菜炒豆乾(セロリと干し豆腐の炒め)

芋圓(ユイエン)さつまいものおしるこ

この日は5品で満腹になってしまったので、これ以上頼めませんでしたけど、チャーハンや水餃子、麺類のほか、台湾ちまきもありました。また、もともとは団体客向けの薬膳料理のお店ですので、鍋料理があります。飲み物も台湾ビールや紹興酒、台湾のお茶(この日は少し甘い苦瓜茶を飲みました)もあります。コーラや烏龍茶などはドリンクバーもあります。

台湾駅弁や屋台料理を出すようになってから、Instagramなどで少しずつ広まってきたおかげで、横浜や大阪からもわざわざ食べに来るお客さんがいらっしゃるようです。こういう料理を出すお店は全国的にも珍しいと思われますので、台湾好きの人はぜひ行ってみてください。

次は、台湾ビール、麺線、蚵仔煎(カキオムレツ)で行きたい。

驛の屋

https://www.facebook.com/%E9%A9%9B%E4%B9%8B%E5%B1%8B%E8%97%A5%E8%86%B3%E6%B6%AE%E6%B6%AE%E9%8D%8B-654127837979622/
住所 名古屋市中村区 畑江通7丁目11
営業時間 11:00~14:00、17:00~21:00
定休日 月曜日 , 火曜日 , 日曜日
電話 052-486-1728
URL https://www.facebook.com/%E9%A9%9B%E4%B9%8B%E5%B1%8B%E8%97%A5%E8%86%B3%E6%B6%AE%E6%B6%AE%E9%8D%8B-654127837979622/
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てっしーこのライターの記事をもっと読む

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ブログ: https://gourtessy.hateblo.jp