美 | 2022.02.16
【気になるマンガ】僕はメイクしてみることにした
男性がメイク?一昔前ならそう思うかもしれません。
しかもアラフォーが??
そうなんです、こちらの漫画の主人公は38歳男性。
簡単にあらすじを記載します。
主役は38歳の平凡なサラリーマン、前田一郎。
ある日、一郎は鏡を見ながら髭を剃っている最中に自分の疲れ切った顔に気づく。
更にはたるんだ体も目の当たりにしてダブルパンチ。
大ダメージを受けつつも現状を真摯に受け止めた一朗は意を決し、メンズ美容を始めることにーー。
まるで他人事とは思えないシチュエーションです。
一新発起した一郎ですが、具体的に何をするか迷った末スキンケアから始めることに。
でも、自分の肌質がわからない!自分自身のことがちっともわからない!
ドラッグストアにて「とりあえず」で化粧水を購入。
でも、その「とりあえず」がきちんと応えてくれて、化粧水を塗った翌朝、一郎は自分の頬を触って感動します。
次は洗顔料も買ってみようと徐々に意欲的になってきた時に、ドラッグストアで「タマ」という女性に出会います。
タマから洗顔について享受し、一郎は無事「ロゼット 洗顔パスタ 海泥スムース」を購入。
「家に帰るのが楽しみなんて何年ぶりだろ」とスキップをしながら家に帰るところで第一話の試し読みは終了します。
まだ試し読みしかしていませんが、この漫画の魅力は何よりも一郎の前向きな人間性と謙虚で柔軟な性格だと思います。
38歳だし、もういいや諦めよう。ってならないんですよね。(諦めていたら物語は始まりませんが。。笑)
わからないことはわからないと正直に伝えたり、人から美容について教わる姿勢も好感を持てます。
絵が綺麗でストーリーがワクワクするのはもちろんですが、一郎のおかげでスッとページをめくりたくなるんですよね。
・・・
美容って、誰もが楽しめるツールだと思います。
作中で一郎も言っていますが「やったらちゃんと応えてくれる」、本当にその通りで。
たまに自分に合わない化粧品もありますが、失敗しても致命傷になったりしないし
逆に「これだ!」って商品を発見した時が快感だったりするんですよね。
自分にとっての正解という明確なものはありませんが、正解に近いものを見つける楽しさがあります。
一郎は、どの域まで行くのでしょうか?
漫画を通して一郎と一緒に成長できそう。
自分も一郎に負けてられないなと思いました。
※TOP画像はVoCE公式サイトより転載